浜岡(静岡)原子力館を見学しました

 
原子力館の入口

好天に恵まれた10月の日曜日、静岡の浜岡原発にある原子力館に足を運びました。

敷地内に車を停めてびっくり。
そんなに広くない駐車場に、誘導のための警備員が1人、2人、…3人も!

それだけ雇えるお金があるのかと、感心を通り越してあきれました。
入館料は無料。
来場者からお金を取らなくても、運営できるんですね。

中に入ると、手の込んだ仕掛けと壮大な原発ドリームであふれていました。

防護服着衣ゲーム
防護服着衣ゲーム

とくに子どもをあきさせない啓発ゲームが目立ちました。
そのひとつが、「防護服着衣ゲーム」

防護ウエア、靴、手袋など、作業用の防護セットを選んで着せるものになっています。
顔写真はその場で撮影した自分の写真を組み入れます。

うーん、そこまでやるか!?
東電福島原発事故では、線量計をもたされないで作業させられた人がたくさんいます。
危険性を十分に知らされず、まるで使い捨てのように。
こんなゲーム、まったく楽しめません。

そして圧巻は原子炉の断面模型(実物大?)

実物大(?)の原子炉断面模型

で、でかい!

この型は、米国の原子力潜水艦から転用した軽水炉式の原子炉ですね。
福島をはじめ、日本全国の原子力発電所で使われています。

でも、せっかくのこの模型も、福島第1原発事故の不安と恐怖をかきたてるだけです。

東電すら、事故が起きた原子炉の中がどんな状況になっているか、いまだにつかめていないそうです。
実態もわからず、制御もままならない。
原発ってどうなの?

しかし、よくもまあ、こんな巨大な模型をこしらえたものですね。中部電力さん。
一体、維持費にどれだけお金がかかっているのでしょう?

館内には、事故の対応や津波対策の説明もちらほら。
「安全神話」の上に、「安全神話」を塗り固めていました。

この原子力館が、原発と同じく人類の遺物となる日が来ますように。
そう心に誓った見学ツアーでした。